不動産クラウドファンディングを除く投資

Z世代のマネー事情、若者は意外にも投資に対して関心があります

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不動産クラウドファンディングの比較サイト-クラウリングです。

先日の後輩が結婚しました。そんな後輩とランチにいった時、旦那さんとのノロケ話でも聞けるのかと思ったら、まさかのいきなりiDeCoの話をぶっ込んできました。

えっ?もう将来の心配?

今の若い子はしっかりしてるな~と思うと同時に、自分の若い時と比べて、恥ずかしい思いをしたものです。

今や、若者にも投資や資産運用の話は身近になりつつあります。

今回は、若い世代でなぜ投資を考えるのか?始めたキッカケや、どんな投資をしているかをご紹介します。

若者は将来を不安に思っている

今どきの若いやつは…なんていうセリフも、今はもう古いのでしょうか?

私が新入社員だった頃も同じように「これだから若いやつは…」と言われたものです。

いわゆる、『ゆとり世代』や『Z世代の若者』たちも、投資や資産運用に興味を持つ人が増えているのです。

その理由はズバリ!将来への不安から来るものです。

私たち親世代(60歳前後)は大体バブル時代を経験していて、その頃の話をたまに聞くことがありますが、きっと、輝かしい未来をイメージできていたでしょう。

しかし、バブル崩壊前後(ほとんどが後)に生まれた世代については、一度もそんなキラキラした時代を経験していません。

むしろ、リーマンショックに、震災に、今回の新型コロナに…なにかと不景気になりがちで、上向く気配も感じられません。

いわゆる『失われた30年』を生きている世代になります。

さらに、少子化の影響で、我々が定年退職する頃には年金が足りない、だから定年の年齢上げるよ!なんて言い出したもんですから、そりゃあ、将来に希望を見出す方が難しいのかもしれません。

おそらく、こんな風に思っている若者が多いからこそ、若い投資家が増えているのではないでしょうか?

『ゆとり世代』も『Z世代』もまだまだ子どもに見えているかもしれませんが、色々と悩み、模索している世代なのです。

投資を始めたキッカケ

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とは言え、社会経験はまだ浅い若者にとって投資は、触れる機会の少ない遠いもの。何か真剣に考えるキッカケがないと、なかなか自分から調べて始めてみようというところまではいきません。では、そこを突き動かすほどのキッカケとは一体何でしょうか?

それは人生の転機とも言える出来事があった時です。

例えば、最初に出てきた結婚というタイミング。結婚するということは家庭を持つということ。自分だけじゃなくて、パートナーともずっと一緒に、幸せに暮らしたい。そう思ったら将来のこと、お金や保険、家のことなど、色々考えるようになりますよね。

その次に考えられるのは出産や、子どもの受験、進学などのタイミング。子どもの将来のために貯金しておきたい、学費に充てるお金がほしい、もっと先の未来、自分が年金暮らしになった時に子どもに負担をかけたくないなど、子供のための投資を考えます。

また、転職や失業をキッカケに始める人もいます。将来、いつ何が起きて、何で働けなくなるかも、どうしてもやりたいことが見つかった時に今の仕事を辞められるだけの余裕がほしい、複業として投資を始めたい、という人も多いのです。

でも、そんな急に投資をやろうと思ってできるものなのでしょうか?

よく聞くiDeCoや、つみたてNISAってなに?

iDeCo-TsumitateNISA

最初に出てきた私の後輩もiDeCoをしていると言っていました。

iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)とは、年金の他に、老後資金を自分で作る為の投資。一番目的が分かりやすく、将来の年金にプラスするつもりで始める人が増えています。

特徴は、この投資で出た利益には税金がかからないこと。また、投資した金額すべてが所得控除の対象となります。さらに、積み立てた資金を受け取る際、年金のように少しずつ受け取る場合は公的年金控除、一時金で一気に受け取る場合は退職所得控除が適用され、ここでも税金が減ります。

しかし、一度始めると、原則として60歳までは引き出せません

一方、つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、少額のお金を長期間積み立てる投資。

こちらも、この投資で出た利益には税金がかかりません。

条件として、

  • 1年間で投資できる上限が40万円
  • 金融庁の設定した、長期・積立・分散投資に適した基準をクリアした商品から選ぶ

といった制限がありますが、1年で40万というのは毎月3万円程度の無理のない投資額となり、

また、いわば金融庁お墨付きの商品しか選択肢がないというのは安心材料でもあります。また、いつでも解約が可能な点も、投資初心者にはピッタリと言えるでしょう。

資産運用の目的が年金(老後資金)としてなら、非課税の優遇をより受けられるiDeCo。特に目的は決めていない、マイホーム購入の際や、子どもの学費など、現役時代に使うかも…という方はつみたてNISAを選ぶのが良いでしょう。

iDeCoやNISA以外の投資は難しいのか?

Real-Estate-Crowdfunding

iDeCoやNISAは、いわば公的機関が絡んでいる投資なので、ある程度の信頼感がありますよね。そういう意味でも、投資初心者には選ばれやすいのだと思います。

しかし、今は投資にも様々な種類があります。今回は、投資初心者にもオススメの不動産投資をご紹介します。

その名はズバリ、不動産クラウドファンディング

これは、1つの不動産に対して複数の出資者(オーナー)を募集し、その不動産の借り手からの賃料を出資者全員で分配する投資です。

運用期間は数ヶ月~2,3年等の比較的短期間のものも多く、iDeCoのように、長期間お金を動かせない、ということがありません。

利回り(年利)は大体5%~と、銀行預金などと比べると高めです。

リスクがないわけではありませんが、不動産クラウドファンディングの運営会社では、リスクを軽減する様々な施策が取られており、ローリスクミドルリターンの投資と言われています。

たしかに、年利5%で2~3年運用しても大きな利益が出るわけではありません。

年金の足しにするには少なすぎるでしょう。ですが、短期間でお金が増えて帰ってくるのは単純に嬉しいですし、モチベーションが上がります。そうして、このような運用を繰り返すことで少しずつ、コツコツと資産を増やすことが出来ます。

また、少しお金に余裕ができたときには、同時に複数の商品に投資するなど、自分のペースで調整がしやすいのも初心者には嬉しいですよね。 不動産クラウドファンディングの仕組みやリスクなど、詳しくは他の記事や、運営会社のホームページを見てみてくださいね。

まとめ

今はクラウドファンディング型の投資も出てきたり、投資の種類、選択肢も増え、徐々にではありますが、日常の会話にも投資の話題が出るようになりつつあります。

誰でも何かしらの投資はしている、という時代もそう遠くはないかもしれませんね。

そうなれば、友達や家族と情報交換したり、おすすめの投資を紹介し合ったり、ということもしやすくなるでしょう。

それくらい投資が当たり前になれば、もしかしたら将来は、結婚の条件の中に「年収◯万以上」の他に、「投資経験 ◯ 年以上」や、「何の投資をしているか」なんてのも出てくるかもしれませんね。

やっぱり、今だけ良ければじゃなく、将来のこともちゃんと考えている人が良いですから!

この記事を書いた人

クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 櫻井

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