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【2023年8月31更新】平均利回りが高い事業者ランキング10位〜6位 | 不動産クラウドファンディング
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不動産クラウドファンディング完全ガイド
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2023年8月版-ファンド数が多い不動産クラウドファンディングランキングTOP10
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不動産クラウドファンディングで時間軸の短い短期投資を始めてみよう
短期の投資商品を探すときに、いくつかの選択肢がイメージできると思います。
その代表格が株式投資ですが、他にどのような投資先をあなたイメージしますか?
ここで、他に何もイメージできなかった人は、ぜひこの記事を最後まで読んでみて下さい。
短期投資とは?
短期の投資先とは、一般的に明確な定義こそありませんが大体次のように定義することができます。
1日〜1年以内に投資が完結して資金を現金化することができる投資のことで、1年以内というのが一つの境界線になります。
例えば、株式投資では、数日で株価が一気に上昇したら売却して利益を確定させることもできますし、逆に下落基調であれば、損切り覚悟で売却することも可能です。
投資とは本来、長期的に運用することで効果を出すものだと言われていますが、それでも資金の流動性を確保しておきたいというのも一般投資家の本音でしょう。
ポートフォリオに短期の投資先を組み込むことは、必要になると思います。
短期投資のメリットとは?
短期投資のメリットは、なんと言ってもその資金の流動性になります。
- 投資先を定期的に組み替えることで、より良い投資先で資金を運用する。
- 当座の生活費以外に急にまとまった資金が必要になった場合にいつでも換金することができる
- 利回りの高い投資先に対しても、短期投資であれば積極的に投資できる
運用期間が短い投資商品に投資をするメリットは、決して少なくはありません。
不動産クラウドファンディングで行う短期投資
短期投資は、不動産クラウドファンディングのファンド商品でも数多く見受けられます。
クラウリング(https://crowd-ring.com/)では、ファンド一覧とサービス事業者比較のページが用意されていますので、一度確認してみましょう。

ファンド一覧ページでは、現在、募集中または募集前のファンドを確認することができます。
サービス事業者比較は、不動産クラウドファンディング事業者が一覧になって表示されています。各事業者をクリックすると取り扱いファンドの項目があり、そこでこれまでのファンド情報を確認することができます。
事業者によって、平均運用期間は様々です。
運用期間が1年未満の商品を多く出している不動産クラウドファンディング事業者もあれば、1年超3年未満の事業者もあります。
匿名組合型のファンドを中心に短期投資先を選ぼう
短期間不動産クラウドファンディングでは、匿名組合型のファンドが中心になりますが、3年超のファンドを中心に扱っている事業者では任意組合型のファンドを中心に取り扱っている事業者がほとんどです。
匿名組合型と任意組合型の違いについては、過去のブログ「不動産クラウドファンディング | 匿名組合契約と任意組合契約の違いとは?」で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
不動産クラウドファンディング初心者は投資期間が1年未満の商品が狙い目
短期投資の中でも運用期間が1年未満の投資先は、不動産クラウドファンディングの初心者にとっては狙い目の投資先だと思います。
不動産クラウドファンディングに投資経験がない人にとっては、実際にお金を預けて運用を体験できるという点で、運用期間が短期間のファンドを出してくれるのは非常に助かりますね。
また、運用期間が6か月未満の超短期のファンドの場合、既に出口(売却先)が確定しているものもあります。
これらのファンドの場合、提示されている利回りの割にリスクがほとんど見当たらず、出資の競争率も非常に高い案件になります。
実際に先着型の募集ファンドで出資募集開始と同時に完売になってしまうようなケースもこれまで多く見てきました。
運用期間が短いファンドかつ利回りが5%を超えるようなファンドは、不動産クラウドファンディングへの投資経験が浅い人にとっては、最初の一歩としてオススメです。
短期のファンドを多く取り扱う事業者を紹介
2022年10月末時点での運用期間が1年未満の不動産クラウドファンディング事業者を集めてみました。
- 72CROWD(平均利回り5.0%、平均運用期間6.0ヶ月)
- A funding(平均利回り5.1%、平均運用期間7.0ヶ月)
- PARTNERS Funding(平均利回り8.48%、平均運用期間3.1ヶ月)
- ちょこっと不動産(平均利回り4.84%、平均運用期間5.8ヶ月)
- PROPERTY+(平均利回り5.03%、平均運用期間10.2ヶ月)
- 大家どっとこむ(平均利回り4.88%、平均運用期間10.1ヶ月)
- COZUCHI(平均利回り7.28%、平均運用期間10.1ヶ月)
- FUNDROP(平均利回り6.83%、平均運用期間5.0ヶ月)
- TOMOTAQU(平均利回り6.72%、平均運用期間10.9ヶ月)
これらのファンドについては、平均運用期間が短いファンドも多く組成していますので投資初心者にとっても安心して取り組むことができます。
平均利回り、平均運用期間につきましては、各ファンド事業者の10月末時点の情報をクラウリングが独自に調査、集計した内容です。
最新の情報に関しましては、各社公式サイトにて必ずご確認下さい。
不動産クラウドファンディングで長期投資はおすすめできないのか!?
運用期間が短期のファンドに投資家が集まりやすい一方で、長期投資はオススメできない、投資家が集まらないという声をよく耳にしますが、実際にはどうなのでしょうか。
長期投資の場合、投資をどのように捉えるかによって変わってきます。
具体的には税金対策をしたいのか、資産運用をしたいのかによって大きく異なるということです。
相続税圧縮効果のある任意組合型ファンド
相続対策(税対策)として投資をする場合は任意組合型のファンドに投資します。
その理由は、不動産は時価よりも相続税評価額の方が安いからです。
土地は「路線価」で評価され、建物は「固定資産税評価額」で評価されます。
路線価は時価の80%、固定資産税評価額は時価の50%~70%程度で評価されるため、所有している現金を不動産(土地や建物)に変えることで、相続税の課税対象となる財産を減らすことが可能です。
シマダアセットパートナーズ株式会社が運営する不動産小口化商品のジャストフィットでは、不動産小口化商品に出資することで不動産税制が適用され相続税対策になる商品を募集、運用しています。
任意組合型では小口出資により不動産を所有している場合と同様の税制が適用されるため、不動産投資と同等の節税効果を得られるのです。
長期的に資産運用をするなら匿名組合型でインカムを得る
長期で資産運用をするなら、インカム収入を得ることだけを考えます。
不動産クラウドファンディングでは、匿名組合型でも他の投資商品よりも利回りが大きいものが多くあります。
長期的に運用できるファンド事業者を探して、自分に合ったファンドを選択するようにします。
もし、インカムを得ることを目的にするのであれば、定期的に積み立てるか、百万単位のまとまった金額を投資してみてはいかがでしょうか。
「年金の上乗せ」や「別の収入源」を準備できるようになれば、資産運用としては一先ず成功だと言えるのではないでしょうか。
編集後記
不動産クラウドファンディングと短期投資をテーマに書かせていただきました。
よく投資のセミナーなどで、投資の運用成績がいい人は「亡くなった人」だったり「投資していることを忘れている人」と言われますが、全ては長期間に渡り、投資をすることが前提になっています。
不動産クラウドファンディングの場合、運用期間が明確に定められているため、そのような運用は難しいのですが、やはり長期的に運用することを前提にシフトしていければ、運用成績も自ずとよくなるわけです。
ポイントは、自己資金を短期と長期の運用に上手く振り分けることだと思います。
若い世代の人にとっては、自分のお金を預けることは物理的にも心理的にもハードルが高いのかもしれませんね。
そこで「使えるお金」と「増やすお金」を分けて運用していき、さらに増やすお金についても、短期と長期で分けていくのが望ましいのだと思います。
運用期間1年超のファンドに対して、最初から100万近いお金を預けるのは少し気が引けるのであれば、10万円とか数万円の少額からスタートしてみればOKです。

この記事を書いた人
クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 櫻井
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