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【2023年8月31更新】平均利回りが高い事業者ランキング10位〜6位 | 不動産クラウドファンディング
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不動産クラウドファンディング完全ガイド
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2023年8月版-ファンド数が多い不動産クラウドファンディングランキングTOP10
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不動産クラウドファンディングは儲からないって本当?
不動産クラウドファンディングの比較サイト-クラウリング-です。
不動産特定共同事業の許可を取得している事業者は182社にまで達し、小規模不動産特定共同事業者を含めると235社です。2019年の不動産特定共同事業法の法改正を受け、事業として大きく成長したことで、不動産クラウドファンディングは人気を集めています。現にクラウリングで掲載しているファンドも募集開始後、すぐに完売してしまうほどです。注目されている不動産クラウドファンディングですが、「儲からない」という声もあります。そこで今回は、「不動産クラウドファンディングって儲からないの?」の疑問にお答えしたいと思います。不動産クラウドファンディング初心者の方は必見です。ぜひ最後までご覧ください。
不動産クラウドファンディングとは?
まずは、そもそも不動産クラウドファンディングって何?という方に向けてご紹介させていただきます。すでにご存知の方はスキップしていただいて構いません。
不動産クラウドファンディングとは、インターネットを通じて投資家から資金を集めて不動産を取得・運用し、そこから得られた利益を投資家に分配する仕組みです。クラウドファンディングの種類で言えば、不動産投資型クラウドファンディングです。不動産を小口化し、複数の投資家に向けて販売するものですが、これを行えるのは不動産特定共同事業法に基づき、国または都道府県の許可もしくは登録を受けた事業者のみです。投資家にとっての最大のメリットは少額から不動産投資を始められるということです。
不動産クラウドファンディングは儲からないの?
答えはNOです。「儲からない」と言われている理由について考えていきましょう。
考えられる理由としては3つです。
- 株式投資やFXのようなハイリターンを狙う投資ではないから
- 長期的に見て安定した収入を得るタイプの投資だから
- サービスサイト掲載の利回りの多くが想定利回りだから
それぞれご説明させていただきます。
株式投資やFXのようなハイリターンを狙う投資ではないから
「儲けたい」と思っている方は、もしかすると一攫千金を狙っているかもしれません。そして、短期間で大きな収入を得ることを目的にしている場合には株式投資やFXを選択するでしょう。株式投資やFXはレバレッジを利かせた取引が可能です。FXであれば、自己資金を最大25倍にすることができます。そのため、ハイリスク・ハイリターンな投資といわれています。
一方、不動産クラウドファンディングはミドルリスク・ミドルリターンの投資です。コツコツ安定した収益を得るよりも、一度に大きな取引をするような投資タイプがお好きな方は「儲からない」と感じてしまうかもしれません。
長期的に見て安定した収入を得るタイプの投資だから
短期に儲けたい方には不向きだといえます。
なぜなら、不動産クラウドファンディングには運用期間があり、原則途中解約ができないからです。運用期間はファンドごとにより異なりますが、短くても3ヶ月~6ヶ月です。この期間中にインカムゲインなどの分配金を受け取ることが可能ですが、多くは運用終了後に元本と一緒に償還されます。
例えば、想定利回り5%、運用期間6ヶ月のファンドに50万円出資したとします。すると、運用終了後に受け取れる利益は約12,500円となります。この分配額が少ないと感じる方は「儲からない」と思うかもしれません。例として挙げたのは1件ですし、出資できる運用期間中に投資家が何もせず、分配されるまで待っていればいいわけですから、手軽さを考えると決して少なくはないと私は思います。不動産クラウドファンディングは大きなリターンよりも、リスクを抑え、安定的にリターンを得る投資タイプです。
サービスサイト掲載の利回りの多くが想定利回りだから
「儲からない」と感じる要因の一つとして挙げられることは、掲載されている利回りが想定利回りだからです。不動産クラウドファンディングのサービス事業者のサイトを見ると、その多くは想定利回りが表記されています。この想定利回りは、実際の利回りとは異なることを理解していないと「儲からない」と感じるかもしれません。
想定利回りとは「収益物件が満室であると想定した場合における年間賃料収入を基に計算された利回り」のことをいいます。不動産管理の諸費用などが考慮されていないため、実際の利回りとは異なるものです。
そのため、想定利回りで計算した場合の分配金と受け取る分配金に相違があり、想定していたよりも少なくなります。
不動産クラウドファンディングの特徴を活かして儲けるには?

不動産クラウドファンディングの特徴は以下の3つです。
・少額からできる
・手間がかからない
・リスクを抑え、安定した収益を得られる
不動産クラウドファンディングは長期的に安定した収益を得られることが特徴の投資です。この特徴を活かして、儲けるためのポイントをご紹介いたします。それは以下の3つです。
- 短期運用のファンドを選ぶ
- 匿名組合契約のファンドを選ぶ
- キャピタルゲインを狙えるファンドを選ぶ
長期運用のファンドはどうしても流動性が低くなってしまいます。短いサイクルで利益を出していくためには短期運用のファンドを選ぶことをおすすめします。
また、短期運用型のファンドでは匿名組合契約が多いので、匿名組合型のファンドを中心に選ぶようにしましょう。
分配金にはインカムゲイン型とキャピタルゲイン型があります。多くはインカムゲインを重視したファンド展開になっておりますが、中にはキャピタルゲインを狙えるファンドもあります。キャピタルゲインは購入時と売却時の差額が利益として得られるため、資産価値の高い不動産はより多くの収益が期待できます。キャピタルゲインも合わせることで利回りも高くなりますし、「儲ける」ことができるでしょう。
さいごに
株式投資やFXのようなレバレッジを利かせることができるハイリスク・ハイリターンな投資タイプではないため、「儲からない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、不動産クラウドファンディングの特徴はリスクを抑え、安定した収入を得ることができる点です。従来の不動産投資と違い、少額から手間がかかることなく行えます。そこを考えると決して「儲からない」わけではないはずです。利回りや運用期間、契約形態等を工夫し、分散投資ができれば長期的に見た時に大きな収益となります。
兎にも角にも始めるのは早い方がいいので、ぜひクラウリングで好みのサービス事業者・ファンドを見つけて、投資してみてください!

この記事を書いた人
クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 黒木
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