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【2023年8月31更新】平均利回りが高い事業者ランキング10位〜6位 | 不動産クラウドファンディング
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2023年8月版-ファンド数が多い不動産クラウドファンディングランキングTOP10
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不動産クラウドファンディングの想定利回りを理解
不動産クラウドファンディングの比較サイト-クラウリングです。
ファンドへの投資を検討する際に、「想定利回り」は一つの指針ではないでしょうか?
この「想定利回り」とは何か。投資をする際に理解しておくべき部分になりますので、今回ご紹介させていただきます。
まずは利回りを理解する
投資物件によって得られるリターンを計算する際には、利回りという言葉を使うかと思います。まずは利回りを理解していきましょう。
不動産投資において利回りとは不動産の運用で得られる年間の見込み収益のことを指します。一定の元金からいくらの利益が出るかを示す数値です。利回りは「%」で表記され、高ければ高いほど収益が見込めるものです。
利回りの仕組みについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。
不動産クラウドファンディングの想定利回りとは
「想定利回り」とは、『収益物件が満室であると想定した場合における年間賃料収入を基に計算された利回り』のことをいいます。その物件で見込める最大の利回りが、「想定利回り」ということになります。
そして、各事業者のサービスサイトで掲載されている利回りの多くは、この「想定利回り」です。
しかし、ここでポイントが一つ。この「想定利回り」は表面利回りと同様、不動産管理の諸費用が考慮されていません。
不動産管理費用がどれくらいかかるかによって収益の額が変わるため、管理費用額を事前に確認し、その費用も考慮した上で投資物件を決める必要があります。
管理費とは、設備その他共用部分の維持及び管理をするために必要とされる費用とされています。不動産管理費用の相場は、不動産管理会社によっても異なりますが、およそ家賃の5%程度と言われています。
想定利回りの計算方法

「想定利回り=年間家賃収入 ÷ 購入価格」で計算できます。
不動産クラウドファンディングの想定利回りはどのぐらい?
次に、不動産クラウドファンディングの「想定利回り」の平均を見ていきましょう。
クラウリングに掲載されているファンドからもわかるように、3%~8%程度です。この「想定利回り」は決して低くはありませんよね。
不動産クラウドファンディングは日々の価格変動もありませんし、投資する時点で収益を計算しやすいことも特徴であるといえます。



他投資との比較
投資種類 | 利回り |
株式投資 | 2.23% ※株式平均利回り(2023年1月) |
投資信託 | 3%~10% |
預貯金 | 0.001% |
不動産クラウドファンディング | 3~8% |
他にも金融商品がありますが、不動産クラウドファンディングは比較的高めの傾向にあるといえます。
さいごに
今回、「想定利回り」について解説させていただきました。不動産クラウドファンディング事業者のサービスサイトで見る機会が多いかもしれませんが、「想定利回り」を把握することで、ファンドの選び方も変わってきますよね。表面の高い「想定利回り」だけでファンドの判断をするのではなく、そのファンドのリスクは何か、そのリスクも含めて考えるとその利回りは妥当と言えるのか、自身の目で、各事業者が開示している情報を確認し、検討する必要があります。

この記事を書いた人
クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 黒木
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