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2023年8月版-ファンド数が多い不動産クラウドファンディングランキングTOP10
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不動産クラウドファンディング | 不動産投資ができるクラウドファンディングとは?
少額の自己資金で不動産投資ができる不動産クラウドファンディングについて解説していきます。
不動産クラウドファンディングとは、どのようなサービスで、どのような特徴やメリットがあるのか?不動産投資との違いは何なのか?
分かるようで分からない、不動産クラウドファンディングについて深掘りします。
不動産クラウドファンディングとは?
不動産クラウドファンディングとは、投資型のクラウドファンディングの一種で、少額の自己資金を不動産に出資することでリターンを得ることを目的とした投資手法です。
投資家にとってのメリットは少額から不動産投資を始められること
投資家が不動産クラウドファンディングに出資することは、不動産投資にはないメリットがあります。
最大のメリットは少額から不動産投資を始められるということです。
不動産投資は、多くの人に投資方法として広く知られていますが、あくまで資産家のものであったり、金融機関から高額の融資を受けられるような高属性の人が行なうものとして認知されています。
また、物件購入時に金融機関の融資を必要とするものが多く、その点を大きなリスクと捉えて足踏みしてしまうケースも多いようです。
その他の不動産クラウドファンディングのメリットとしては、
- 不動産の管理が不要であること
- 投資リスクを軽減するための仕組みが充実していること
- 運用は事業者に一任できること
などが考えられますが、結局のところは出資したいファンドにお金を預けて、後はプロの事業者に運用してもらうことが投資家にとってのメリットになります。
事業者にとってのメリットは資金調達手段が増えること
当然ながら、不動産クラウドファンディングには事業者のメリットもあります。
自己資金が乏しい投資家や融資を受けて不動産投資をすることができない投資家に対して、少額の自己資金で始められるの不動産クラウドファンディングのメリットだとお伝えしてきました。
不動産クラウドファンディングで募集されているファンドでは、様々なリスク対策がされていたり、キャンペーンを実施したり、劣後出資をしたりと、事業者にとって、不利な条件を受け入れています。
本来、事業者は自己資金または借り入れ資金によって、物件を購入して自分たちで運用することが利益最大化につながるわけですから、そこまでしてクラウドファンディングをするのには大きな理由があるのです。
その理由とは、ズバリ、資金調達手段を増やすことに他なりません。
不動産には金融機関の融資が下りる物件と下りない物件があります。
最終的には金融機関の判断になりますが、融資が下りない不動産の多くは、建物の築年数が古いものだったり、建築基準法に準拠していないものなどが該当します。
そういった不動産は安く手に入れることができるため、運用利回りが大きくなりますが、金融機関の融資審査が下りません。
こういった物件に対しては、直接金融が非常に有効になります。
他人の資本を上手に活用しながら、スピーディーに事業を拡大させることができます。
事業者にとっての不動産クラウドファンディングのメリットは、資金調達手段が増えることなのです。
不動産クラウドファンディングの特徴とは?
次に不動産クラウドファンディングの特徴についてです。
一言に不動産クラウドファンディングと言っても、様々なタイプのファンドがあることはご存知でしょうか。
出資形態や分配金のタイプ、そして運用期間にも様々な特徴を備えたファンドがありますので、投資家のポリシーに応じて、適切なファンドを選択できます。
匿名組合型と任意組合型
不動産クラウドファンディングには、大きく匿名組合型ファンドと任意組合型ファンドの二つのファンドに分けられます。
投資家が理解するべきそれぞれの特徴は次の通りです。
匿名組合型ファンドでは、実際に不動産を所有することはありません。
したがって投資の目的は資産運用になります。
配当金の種別は、雑所得になります。
任意組合型ファンドは、不動産を所有する(所有と同等の扱いである)ファンドです。
投資の目的は、相続税対策であることが多く、運用期間も長期に渡ることが多いです。
配当金の種別は、不動産所得になります。
このように、匿名組合型と任意組合型のファンドには、その特徴に大きな違いがあります。
インカムゲイン型とキャピタルゲイン型、またはハイブリッド型
分配金の受け取り方法は3通りです。
- インカムゲイン型
- キャピタルゲイン型
- その両方
一般的に収益不動産のファンドではインカムゲイン型、開発不動産のファンドではキャピタルゲイン型が中心になります。
インカムゲイン型とは、資産を保有することで得ることができる収入になります。
不動産クラウドファンディングでは、対象のファンドに出資をすることで得ることができる利金のことです。
資産を保有することで得ることができる収入になりますので、長期的に保有してこそ一定の成果につながるのです。
クラウリングのファンド一覧をご確認いただくと「想定利回り」とよばれるものが記載されているのが確認できます。
想定利回りは、年利で表記されています。
例えば、想定利回り5%のファンドに100万円出資した場合は、一年間で100万円の5%の5万円が投資家に対する分配金として配られます。
そして、その配当金を配当回数で割ったものが、一回あたりの投資家に配られる配当金になるのです。
それに対して、キャピタルゲイン型は資産を売却することで得ることができる利益になります。
不動産クラウドファンディングの場合、原則的にファンド組成した不動産が売却された際の利益によって分配金が賄われます。
キャピタルゲイン型の場合は、既に出口がある程度決まっている不動産や売却が十分期待できるような開発型のファンドに利用されることが多いです。
さらに、運用中の配当をインカムゲインとして分配、売却時の利益をキャピタルゲインとして分配するような、ハイブリット型のファンドも稀にあります。
不動産投資との違いとは?
不動産クラウドファンディングも不動産投資の一種です。
ただし、一人の投資家が全ての資金を出す不動産投資に対して、不特定多数の投資家の資金を集めて投資をするのが、不動産クラウドファンディングになります。
- 不動産投資をしてみたいけど自己資金がない
- 高額の借り入れをすることに不安がある
- 物件選びの知識がない
- 賃貸管理や空き家対策などの管理面が不安
- 事業を行なう自信がない
クラウリングに掲載されているファンド情報と不動産クラウドファンディング事業者の情報をご確認下さい。

この記事を書いた人
クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 櫻井
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