イマドキ新婚アラサー主婦、リアルなお金の悩みを語る
不動産クラウドファンディングの比較サイト-クラウリングです。
私の友人で新婚アラサー主婦のSさん。最近、お互いの近況報告をする中で、税金、節約、投資など、お金にまつわるワードがよく出るようになってきました。
Sさんのお宅は共働きで子どもはおらず、贅沢をしているイメージもありません。最近野菜が高くて困るとか、エアコンは寝るときしかつけないとか、堅実な奥さんをやっているイメージはありましたが、裕福ではないにしても、お金に困っていることはないと思っていたので、ちょっと意外でした。
今回は、先日のSさんとの会話から、お金のやりくりに悩む主婦のリアルを探ります。
実は誰も教えてくれなかった?税金のこと

まずSさんが聞いてきたのが、確定申告のこと。Sさんは手作りグッズの販売や、イラストを書く仕事を始め、来年は確定申告をする必要があるけど、青色申告と白色申告って何が違うの?やり方も教えてほしい。ということでした。
独立当初の私もそうでしたが、税金のことって、自分で勉強しないと何も知らないんですよね。学校(義務教育)では教えてくれないし、社会人になっても、会社員の場合は基本お給料から自動的に天引きされてあまり意識しない、年末調整もしてくれるから自分で計算しない…知る機会がないですよね。
でも、知れば知るほど、調べておいてよかったと、つくづく思います。
税金に関しては、知らないと損することが結構多いんですよね。 結局Sさんには私が読んでわかりやすかった税金を学べる本を渡しつつ、青色申告を勧めました。(その理由については検索してみてくださいね。)
無理なくお得感が得られる節税の魅力

次に話題に上がったのはふるさと納税。数年前からテレビやCMもよく見かけるようになり、かなり浸透した印象でしたが、まだまだ若い世代には知れ渡っていないようですね。Sさんも、お金持ちがやるものだと思っていたから今まで調べもしなかったけど、最近職場でその話になり、やったことがないと言うと、上司にもったいないと言われて興味を持ったそうです。
ふるさと納税は簡単に言うと、本来、自分が住んでいる自治体へ収める住民税の一部を、他の自治体に寄付(前払い)することで、翌年支払う住民税から、その分が控除される。というしくみで、さらに、寄付のお礼として、寄付した自治体から返礼品がもらえる制度です。
ただ、控除額には上限があり、その限度額を超える寄附をしても返礼品はもらえますが、超えた分は控除対象にならないのでそのまま自己負担となります。その限度額は年収(家族構成等)によって変わるので、たしかに所得の高い人ほどお得になる制度ではありますが、20代、30代の一般的な収入の人でも十分、恩恵を受けられる可能性はあります。
私のまた別の知り合い(20代会社員)は、上限額3万円ということで、結構色んな返礼品を選べたそうですよ。ふるさと納税各サイトでは、収入や世帯情報を入力することで、自分の上限額を調べることができるので、一度試してみてください。寄附金額が1万円以下の返礼品も結構多いので、上手く組み合わせて上限額いっぱいまで寄付することで、控除を最大化しつつ、返礼品ももらえてかなりお得です。
手間なく、無理なく、楽しみつつ節税にもなる、本当に魅力的な制度ですよね。 Sさんも今年は是非やってみると言っていました。
資産運用も勉強はしたけど

続いて投資の話になり、思った以上に真剣にお金のことを勉強していることが分かりました。将来への備えとして、つみたてNISAやイデコを検討しているというのです。
つみたてNISA(少額投資非課税制度)とは
少額のお金を長期間積み立てる投資。この投資で出た利益には税金がかかりません。
条件として、
- 1年間で投資できる上限が40万円
- 金融庁の設定した、長期・積立・分散投資に適した基準をクリアした商品から選ぶ
といった制限がありますが、1年で40万というのは毎月3万円程度の投資額となり、
また、いわば金融庁お墨付きの商品しか選択肢がないというのは安心材料でもあります。また、いつでも解約が可能な点も、投資初心者にはピッタリと言えるでしょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは
年金の他に、老後資金を自分で作る為の投資。こちらもこの投資で出た利益には税金がかかりません。また、投資した金額すべてが所得控除の対象となります。さらに、積み立てた資金を受け取る際、年金のように少しずつ受け取る場合は公的年金控除、一時金で一気に受け取る場合は退職所得控除が適用され、ここでも税金が減ります。
しかし、一度始めると、原則として60歳までは引き出せません。
資産運用の目的が年金(老後資金)としてなら、非課税の優遇をより受けられるiDeCo。
特に目的は決めていない、マイホーム購入の際や、子どもの学費など、現役時代に使うかも…という方はつみたてNISAを選ぶのが良いでしょう。
Sさんもここまで調べ、検討もしたが、結局何もやっていないというのです。なぜかと聞くと、その一番の理由は「面倒な割にお得感が少ないから」。
先程のふるさと納税に関しては、お金が増えるわけではありませんが、寄付して返礼品をもらった時、翌年の住民税から控除された時のダブルでお得感がある上、1年以内に見えるカタチで現れるのでやり甲斐があります。リスクもありません。
それからすると、つみたてNISAはいつでも解約できる安心感があるとはいえ、長期間運用しないと当然利益は少ないし、iDeCoはそもそも60歳まで引き出せないというのが怖い。将来どうなっているかわからないのに、そんな長期間待てないというのです。
だけど、節税だけじゃなく資産運用もしたい…
ワガママなように聞こえるかもしれませんが、これが働く主婦の本音です。
手軽にできる投資なら?

そこで私が紹介したのが不動産クラウドファンディング。
不動産クラウドファンディングは、1つの不動産(投資商品)に対して複数の出資者(オーナー)を募集、その不動産の借り手からの賃料を出資者全員で分配する投資です。
商品によって異なりますが、運用期間は数ヶ月~2,3年等の比較的短期間のものも多く、利回り(年利)は大体5%くらいから。もちろんリスクがないわけではありませんが、不動産クラウドファンディングの運営会社では、リスクを軽減する様々な施策が取られており、ローリスクミドルリターンの投資と言われています。
例えば年利5%、運用期間1年間の商品に50万円投資したとすると、1年後に25,000円の利益(税引前の概算額)が出ることになります。
年金やマイホーム購入の足しにと考えると少なく感じますが、短期間で成果が出るとモチベーションが上がりますし、こうした運用を繰り返すことで少しずつ、コツコツと資産を増やすことができるのです。また、少しお金に余裕ができたときには、同時に複数の商品に投資するなど、自分のペースで調整がしやすいのも魅力的。家計をやりくりする主婦には嬉しいですよね。
リスクのことやしくみなど、不動産クラウドファンディングについて詳しくは他の記事もご覧ください。 Sさんも興味津々で、家に帰ったら早速調べてみるとのことでした。
まとめ
家族ができると、どうしてもお金のことにはシビアになりますよね。
生活費、将来への備え、でも日々の楽しみへのお金もほしい…
節約をしている主婦は多いと思いますが、節税や資産運用も一緒にすることで、より「デキる主婦」を目指しませんか?
あるいは、ちょっとしたお小遣い稼ぎ、ヘソクリ感覚で始めてみるのもいいですね。

この記事を書いた人
クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 櫻井
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