不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディング | 人気事業者になるために必要な10のメゾット

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不動産事業者にとって、不動産クラウドファンディングは新たなビジネスチャンスです。

不動産×クラウドファンディング」という新しい仕組み。

ここ数年で一気に認知度も高まり、事業者間の競争も激化しています。

一方で、投資家もインターネットを通じて様々な情報収集をしています。

この市場で成功を収めるために、マーケティング活用を通じた信頼関係が必要です。

今回は、その信頼関係を築くための10のステップをご紹介します。

1. 人気事業者になるためのメゾット:透明性の確保

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためには事業の透明性を確保する

成功の鍵は事業の透明性です。

プロジェクトの詳細、リスク、リターンについて明確に説明しましょう。

また、進行中のプロジェクトについては定期的な情報のアップデートを行いましょう。

例えば、運用期間中の活動レポート、事業の進捗公開などになります。

投資資金を集めたからそれで終わりではないということです。

出資したお金がきちんと本来の目的のために使用されているかどうかは気になります。

出資金の動きを透明性を持って公開していきましょう。

そうすることで、投資家に対して安心感を与えることができます。

すると、投資家も安心感プロジェクトに参加できているという実感がわきます。

さらに、事業者と投資家の間に一体感が生まれるという副次的な効果も出てくるのです。

他人のお金を集めてプロジェクトを運用しているため、事業の透明性が求められます。

2.人気事業者になるためのメゾット:SNSとウェブサイトの活用

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためにはSNSやWebサイトを活用する

信頼性の構築には、SNSやウェブサイトでの情報発信が有効です。

専門的な内容のブログを掲載することで、投資家に対する信頼を築けます。

SNSによる、情報発信はインタラクティブなコミュニケーションを可能とします。

投資家だけでなく一般ユーザーとのコミュニケーションを積極的行いましょう。

すると、事業を応援してくれるファンが増えてきます。

投資家や一般ユーザとの距離感の近いコミュニケーションはとても重要です。

3. 人気事業者になるためのメゾット:ウェビナーやオンラインセミナーの実施

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためにはWebセミナーを実施する

オンラインセミナーの開催は質の高い投資家を確保するためには非常に有効な手段です。

セミナーでは、事業に関する説明や、質疑応答ができる環境を用意します

そうすることで事業者との距離感が縮まりより深い信頼関係が構築できます。

ソーシャルメディアはライトなコミュニケーション手段として活用します。

一方オンラインセミナーは、より専門性の高いコミュニケーションが可能です。

参加するユーザは、実際に投資を検討されている方やより深い情報を求めている層です

ここでは、事業者としての知見や専門性の高い情報をしっかり発信して、参加者の疑問や課題を解決することに注力します。

4. 人気事業者になるためのメゾット:口コミと評判を真摯に受け止める

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるために口コミや評判に対して真摯に受け止める

投資家からのフィードバックや評価を収集しましょう。

それを真摯に受け止めて新しい投資家を引きつける力としていきます。

メールや電話などを通じた投資家からの声は、貴重な”ご意見”です。

同じような問い合わせを受ける場合は要注意

また、似たような問い合わせをよくもらう場合は要注意です。

その裏にはさらに多くのサイレントカスタマーが隠れています。

例えば以下のような問い合わせが多発する場合はどうでしょうか。

  • Webサイトの使用方法が分からない
  • 何かアクションを起こしたいがどうやったらいいのか分からない
  • Webサイトの動作が重い

このような質問や意見をよく受けるなら、

「サイトの動線の見直しが必要ではないか」

と仮説を立てたり、

「サーバのスペックを上げる」といった改善を検討するべきです。

投資家からの質問や意見をポジティブに捉えられれば、サービスの改善につながります。

間違っても「めんどくさい投資家だな」と思ってはいけません。

5. 人気事業者になるためのメゾット:メールマーケティングの実践

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためにメールマーケティングの実践をする

投資家のエンゲージメントを高めるためにも定期的なニュースレターを送ります。

現在進行中のプロジェクトや成功事例を投資家に共有することで関心をつなぎ留めます。

メルマガを価値あるものにするためにMAツールを活用する業者も出てきました。

Q
MAツールとは?
A

MAツールとは、属性やユーザアクションに応じて最適なメールを配信したり、送信先のアクション等に応じたスコアリング、それによって配信内容を変更することが可能なシステム。他にも、オートメーションルールを予め設定して、YES/NOでアクション分岐させるような仕組みもある。

メルマガも一律で同じ内容を送信するのではなく、ユーザ属性に応じたコンテンツを用意することで、一歩進んだ戦略が実行できます。

6. 人気事業者になるためのメゾット:パートナーシップとコラボレーション

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるために専門家とのコラボレーションを実施する

様々なパートナーとプロジェクトやセミナーを共同開催してみてはどうでしょうか。

彼らの権威性に依存することで、あなたの事業の信頼と専門性を高めることができます。

具体的には、

  • 行政書士
  • 税理士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 同業他社
  • インフルエンサー

とのコラボレーションが有効です。

専門的な知見から不動産クラウドファンディングに関する見解をいただき発信します。

また、個別の情報発信や対談を実施することも検討してみて下さい。

権威性のある方の情報には、多くの人が餓えている状況です。

7. 人気事業者になるためのメゾット:カスタマーサポートの充実化

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためにカスタマーサポートを充実させる

投資家からの問い合わせに対して、迅速かつ丁寧に対応することは長期的な信頼関係を築く上でとても大切なことです。

不動産クラウドファンディングは、まだまだ新しいビジネスモデルです。

株や投資信託などの投資商品と比較すると、色々な意味で”ゆるい”部分があります。

したがって、小さな問題も起こりやすいのが実情です。

なので、投資家からの問い合わせに窓口である担当者の役割は非常に大きいです。

迅速かつ丁寧な対応ができる事業者はトラブルが発生した際に真価を発揮します。

8. 人気事業者になるためのメゾット:成功事例の公開

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるために成功事例を積極的に公開する

事業やプロジェクトの成功事例は堂々と発信しましょう。

過去のプロジェクトの成功事例を公開することは、信頼関係の構築につながります。

  • ファンドの応募率状況
  • 遅配や減配のない配当実績
  • 元金の償還実績

これらは投資家が最も気にする部分であり、事業者の立派な成功事例です。

配当実績は必ず記載する

投資家は配当実績にはものすごく敏感です。

既に事業を開始されている事業者者の方は共感していただけると思います。

最初の1~3回くらいまで投資家集まりがあまり良くなく悩んでいた。

たけど、”ある時”を境に急に投資家が出資をしてくれるようになった。

この”ある時”とは、”1回目、2回目の配当がきちんと振り込まれた時”になります。

配当実績とは、そのくらい重要な投資基準になります。

小さな事例でも構いませんので、成功事例は積極的に公開しましょう。

9. 人気事業者になるためのメゾット:ローカルイベントやネットワーキングへの参加

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためにオフラインイベントに参加する

オフラインの場でも信頼関係を構築することができます。

例えば、地域社会でのイベントやセミナーに参加することが一例として挙げられます。

小さな活動ですが、様々なイベントに顔出しをして事業紹介をしていきましょう。

ローカルイベントやネットワーキングへの参加は費用対効果が薄いかもしれません。

ですので、時間が許す限りで問題ないと思います。

ただし、次のプロジェクトを積極的に組成している事業者は別になります。

  • 町おこしプロジェクト
  • 地方創生プロジェクト
  • 古民家再生プロジェクト

このような地域と接点を持つようなプロジェクトを運営していく不動産クラウドファンディング事業者は、イベントには積極的に参加するべきだと思います。

10. 人気事業者になるためのメゾット:法的な準備とガバナンス強化

不動産クラウドファンディングで人気の事業者になるためにガバナンス強化を図る

投資家が安心して投資できるようなガバナンス強化を図りましょう。

契約書や法的準備をしっかりと行い、投資家が安心して出資できる環境を構築します。

また意外と見落とされがちですが、情報セキュリティ面の強化は永遠の課題です。

不動産クラウドファンディング事業者の大半がISO27001またはPマークを取得しています。

ですが、運用面に関してはどうでしょうか?

事業に慣れてくると情報セキュリティに対する意識が薄れてきます。

業務管理者を中心とした”守備の意識”の強化は、人気の不動産クラウドファンディング事業者になるためには必要不可欠です。

最後に

以上の10のメゾットを確実に実践してくことで、不動産クラウドファンディング事業者は多くの投資家から信頼されます。

投資家との信頼関係が構築できれば、より多くの投資家からの出資も受けられます。

そして事業が大きくステップアップすることは間違いありません。

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この記事を書いた人

クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社

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