不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディング事業者ハローRENOVATIONの特徴を紹介

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不動産クラウドファンディングの比較サイト-クラウリングです。

今回のブログでは、不動産クラウドファンディング事業者のハローRENOVATIONを紹介記事を書かせていただきます。

ハローRENOVATIONは、神奈川県鎌倉市に本社を構える株式会社エンジョイワークスが運営するサービスの一つです。

不動産を中心に、ライフスタイル(暮らし方、働き方、生き方)を再定義するための様々な仕掛けを提供しています。

サービスの基本的な情報は、匿名組合契約型のファンドを電子取引によって募集しているファンドになります。

想いのある投資でまちづくりをサポートする共感投資ファンド

ハローRENOVATIONで運用・募集されているファンドでは、全国で増え続けている空き家や遊休不動産を活用し、不動産クラウドファンディングを通じて再生する「持続可能で豊かな街づくり」を目指すプロジェクトです。

これらのプロジェクトに共感して賛同する投資家の『想いのあるお金』によって社会課題を解決していきます。

ハローRENOVATIONの3つの特徴

ハローRENOVATIONの特徴を3つ紹介します。

  1. 一口5万円から始められる小口投資
  2. 定期的なIRレポートの配信
  3. 共感からはじまる市民参加型ファイナンス
ハローRENOVATIONの3つの特徴

クラウリングでは、多くの不動産クラウドファンディング事業者の情報を掲載し、ファンド数も多数掲載していますが、ハローRENOVATIONのファンドは他社とは一線を画す特徴がありますので紹介していきます。

一口5万円から始められる小口ファンド

「一口10万円、100万円だと、ちょっと高い。。。だけど、1万円だと投資をしている実感が感じられない。」

このような方にとって、丁度いいのがハローRENOVATIONの一口5万円から始められるファンドです。

投資家からの「共感」を大切にしているファンドです。

ですので、繰り返し投資してもらうことを前提にファンド組成されています。

多くの投資家が定期的に分散投資できる金額の目安が5万円なのでしょう。

定期的なIRレポートの配信

投資先ファンドのレポートを運用期間中に配信されます。

また、定期的なIRレポートだけでなく、SNSや動画配信、イベントなどを通じて事業を知り、接する機会を増やしているのも特徴です。

例えば、各ファンド詳細ページに掲載されている「活動内容」の項目には、プロジェクトの進捗状況を確認することができます。

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投資型ファンドの「15年閉じていた乗鞍岳の冷泉小屋を再生」では、プロジェクトの記事やイベント・ライブ、そしてSNSを活用したタイムリーな情報発信によって、プロジェクトの”その後”が分かるようになっています。

15年閉じていた乗鞍岳の冷泉小屋を再生の活動内容を(さらに詳しく見る→

レポートだけだと見えにくい、本当の事業の実態を多くのプラットフォームを通じて紹介しているのが特徴です。

共感を大切にするファンドづくり

ハローRENOVAITONの不動産クラウドファンディングには、他社とは異なる世界観があります。

具体的には、多くの投資家を共感によって巻き込む「市民参加型」のファンドだということ。

以下の画像は、投資家がハローRENOVATIONに投資を決めた理由を紹介しているものです。

(引用元:ハローリノベーション | まちづくり共感型ファンドより

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決して地場の不動産を対象としているのではありません。

全国の古民家や伝統建築、空き家、遊休不動産を、宿泊施設など利活用できるかたちにリノベーションすることで、これらが抱える根本的な問題を解決しているのです。

これまでの実績について

ハローRENOVATIONでは、これまで様々な空き家や遊休不動産を活用・再生して、ファンド組成してきた実績があります。

例えば、葉山町にある築80年の遊休不動産を再生した「葉山の古民家宿づくりファンド」や逗子の遊休不動産となっていた廃工場を、クリエイターが育つ地域拠点として再生する「桜山シェアアトリエ」などが代表的な事例として紹介されています。

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他にも、函館の空き家再生ファンドや大阪の道明寺地ビール醸造所ファンドのように、全国の様々な地域で地元の方々と協力しながらプロジェクトを進めているようです。

ハローRENOVATIONで現在募集中のファンドは?

ハローRENOVATIONで現在募集中のファンドは、2022年10月23日現在、全部で6つです。

ファンドの募集状況や詳細につきましては、公式サイトに掲載されている情報をご確認のうえ、ご検討下さい。

編集後記

不動産特定共同事業(電子取引業務)は、管轄地域の都道府県知事または国土交通大臣許可事業者が運営する事業で、2022年9月30日現在、国内の事業者数は224社にまで増えてきました。

国道交通省では、この数字を大幅に伸ばしたいと考えているようで今後も対象事業者には積極的に事業許可を出していくことが予想されます。

国土交通省によって設置された「不動産特定共同事業(FTK)の多様な活用手法検討会」においても、「FTKを利用した好事例(公的不動産活用による官民複合施設の整備事例等)の普及方法、ノウハウを持つ事業者と地方公共団体とのマッチング促進策、FTK関連制度の改善等について検討」する、まちづくりグループのメンバーとして参加しています。

そこで、不動産クラウドファンディングによる不動産再生の事例として「京都五條楽園エリア再生ファンド」や「鎌倉・旧村上邸再生利活用ファンド」が紹介されています。

不動産クラウドファンディングによる、新たな資金調達手段を通じて、空き家問題、遊休不動産の問題などを解決しつつ地方の活性化(旅行者の誘致)、さらにUターン、Iターン就職を促すような取り組みにつなげていきたいという考えなのだと思います。

そういった意味においてもハローRENOVATIONさんの今後の取り組みと展開はとても楽しみですね。

この記事を書いた人

クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 櫻井

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