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【2023年8月31更新】平均利回りが高い事業者ランキング10位〜6位 | 不動産クラウドファンディング
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2023年8月版-ファンド数が多い不動産クラウドファンディングランキングTOP10
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預託金(デポジット)口座の特徴を解説!
不動産クラウドファンディングの比較サイト-クラウリング-です。
不動産クラウドファンディングに申込みを行う際、サービス事業者によっては「預託金口座」への事前入金が必要になる場合があります。
この「預託金口座」とは何でしょうか?不動産クラウドファンディングを検討する際に知っておきたい「預託金口座」について解説させていただきます。
預託金口座の仕組み
預託金口座(デポジット口座)とは、投資家が出資する前に投資資金を預けたり、分配金を受け取るために設定される口座のことです。
信託銀行を活用し、事業者の財産と投資家の財産を「分別管理」することで、出資金の流入を防ぐことができます。
この預託金口座では、投資家ごとにそれぞれ異なる口座が事業者によって設定されます。
発行された口座番号に、自身の銀行口座から振込を行うことができる仕組みです。マイページなどから残高の確認が可能です。

預託金口座を活用することで、安全に資金を預けることが可能になります。
それだけでなく、投資の都度、指定口座に振り込む必要がなく、手間はもちろん、振込手数料を削減することができます。
預託できる金銭2種類
クラウドファンディングにおける預託金は、投資家から予め、投資用に集める資金のことです。
預託することができる金銭は2種類です。1つめは「出資ファンドが確定している出資金」、2つめは「運用終了語の配当金・償還金」です。
出資ファンドが確定している出資金
投資ファンドが確定した資金です。第2号事業者が募集代理の一環として一時的に投資家の資金を預かり第1号事業者へ渡すまでの間の金銭が対象です。
運用終了後の配当金・償還金
第1号事業者から運用終了時の元本および配当金の支払いの委託を第2号事業者が受けていて、その支払いのため1号事業者から預かっている金銭。
預託金口座機能がある事業者とない事業者の違い

クラウリングに掲載しているサービス事業者の中でも、この預託金口座を設定しているところとしていないところがあります。その理由は一体何でしょうか?
サービス事業者の判断に任されていることもありますが、預託金口座を利用したいからといってできるものではありません。
約款申請が通り、信託銀行と契約が行え、預託制度を構築できた事業者のみが行えます。
不動産クラウドファンディングに関するさまざまなルールを定めている法律「不動産特定共同事業法」では、『第2号事業者または第4事業者に係る不動産特定共同事業者が電子取引業務を行う場合において、預託金と自己固有財産を分別して管理する必要がある』と記載されています。
不動産特定共同事業法に定められている通り、第2号事業、もしくは第4号事業では、預託制度により、分別管理をする必要があります。顧客財産とサービス事業者の資金を分離し、管理することで、顧客財産への被害を未然に防ぎ、投資家保護を徹底しています。
不動産クラウドファンディングのサービス事業者の多くは1号事業を行っているため、信託銀行を活用した預託金口座を行っていないのではないかと思います。
システムの面からも預託金口座に対応している会社が少ないということも、少なからずあるかもしれません。
預託金(デポジット)口座を検討している事業者様へ
弊社が提供しているFTKシステムでは、預託金に対応した機能が備わっています。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
預託金口座のメリット
投資家にとっての預託金口座を利用するメリットは以下の通りです。
- 再投資しやすい
- 手数料を削減できる
- 投資機会を逃さない
再投資しやすい
預託金口座のあるサービス事業者では、ファンドの運用終了後、出資金や配当金は預託金口座に入金されます。
ですから、預託金口座に預金された資金は引き出すことも可能ですが、別の案件の出資金として再投資することが可能になります。
投資の度に入出金する必要がなく、積極的に投資を行いたい方にとっては再投資しやすい環境になるといえます。
手数料を削減できる
ファンドに投資するために、出資金を事業者指定の口座に振り込む場合、振込手数料がかかります。多くのサービス事業者がこの振込手数料は投資家負担としています。
複数のファンドに出資をする場合や、積極的に投資を行う場合、その都度振込手数料がかかってしまうことになります。しかし、預託金口座を活用すれば、振込手数料を削減することができます。投資家自身の銀行口座から預託金口座へ入金する際にはどうしても手数料はかかりますが、デポジット口座内の資金から出資をする場合には必要ありません。そのため、預託金口座へまとめて入金してしまえば、再投資する際にの手数料を節約することができるわけです。
投資機会を逃さない
申込の際に、預託金口座の残高の範囲内で出資したい金額を指定するだけで申込と出資が完了します。
預託金口座を設定していることで、マイページからより簡単に投資が可能になります。残高不足や振込忘れなどが置きにくく、投資機会を逃すことが少なくなります。これにより、計画的に投資が行えるようになります。
クラウリング掲載の預託金口座を活用しているサービス事業者

さいごに
預託金口座を活用しているサービス事業者においては、比較的に安心して自身の資産が守られることになります。少しでも手数料などを節約したい方や安全に投資を行いたい方は、預託金口座を活用しているサービス事業者がおすすめです。
クラウリングの検索機能を活用してみてください!

この記事を書いた人
クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 黒木
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