不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングの無期限運用型について解説します

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不動産クラウドファンディングの比較サイト‐クラウリングです。

不動産クラウドファンディングでは、通常、運用期間が決まっています。3ヶ月〜12ヶ月ほどの短期のものから3年や10年にも及ぶ長期のものもあります。

比較的短い時間軸で運用期間を設定しているサービス事業者が多い中、期限を設けない事業者もいます。

そこで今回は「無期限運用型」についてご紹介していきたいと思います。

無期限運用型とは?

無期限運用型とは、その名の通り期限を設けず運用することです。3ヶ月で運用が終了したり、12ヶ月で運用が終了など、期限がないものになります。

「対象不動産変更型契約」の場合において契約期限を無期限にすることがあります。

この対象不動産変更型契約のファンドは、最初にある程度の物件に対して出資を募りますが、運用の途中で良い物件が見つかれば、追加取得したり、売価が上がったタイミングで物件を売却したりと、対象の不動産が変更されていくファンドのことです。

詳しくはぜひ、以下の記事をご覧ください。

では次に、無期限運用型のメリット・デメリットを見ていきましょう。

無期限運用型のメリット

対象不動産変更型契約での無期限運用型のメリットは、以下が挙げられます。

  • 再投資の手間がない
  • キャピタルで高いリターンが期待できる

再投資の手間がない

運用期間に期限のあるファンドとは違い、無期限運用型のファンドは再投資の手間がないということがメリットとして挙げられます。

通常ですと、運用終了後にその都度、投資先を探す必要があります。しかし、無期限運用型であれば、対象の不動産が追加されていきますから、継続して投資が可能になります。

不動産クラウドファンディング自体が、不動産の運用などは事業者に任せるほったらかし投資ですが、ファンドを自身で選ぶ必要のない、無期限運用型はさらにほったらかし投資だといえます。

キャピタルで高いリターンが期待できる

キャピタルゲインは購入時よりも売却時に不動産価格が上がることで、その差額が利益として得られるものです。運用期間が決まっていることにより、この利益が想定よりも低くなることがあります。

一方、無期限運用型であれば、最もその不動産価値が上がった時に売却することが可能なので、その利益が最大限のものになります。

無期限運用型のデメリット

対象不動産変更型契約での無期限運用型のデメリットは、当初想定していた不動産とは違う不動産が追加されることがあるということです。

不動産の追加取得などすべて事業者に任せるため、投資した後に追加された不動産が、自身が描いていた想定していたものとは違うということも考えれらます。

しかし、そうならないために、追加取得をする不動産の範囲を予め決めたり、取得に反対する人がいた場合の対応の検討などが事業者には義務付けられています。

というものの、基本的には事業者の意思で売買は決定されるので、その点を充分に理解する必要があります。

無期限運用型を採用しているサービス事業者

無期限運用型を取り入れているサービス事業者は多くありません。そこで、無期限運用型のサービス事業者をご紹介したいと思います。

サービス名i-Bond
運営会社株式会社マリオン
所在地東京都新宿区富久町9番11号
最低出資額1万円~
特徴優先劣後出資
匿名組合契約

申込手数料や買取手数料が0円な点がうれしいポイントです。

「i-Bondチャート(特許番号:第5831989号)」で対象不動産の運用状況をWEB上で確認できます。無期限だからこそ、こういった情報が開示されていると安心材料になりますね。

注目の追加募集は7月1日から!

7月1日(土)~第8回追加募集があります。対象不動産は、東京都文京区の居住用マンションです。

クラウリングからもご確認いただけますので、ぜひご活用ください!

新着ファンドはこちらから

この記事を書いた人

クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 黒木

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