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リスクのない投資などありません!投資先を選ぶ時のポイントとは?

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最近、テレビや雑誌、インターネットやYouTubeなどを見ていて『資産運用』や『投資』というキーワードを聞かない日はありません。

それだけ、投資や資産運用は広く一般に普及している証拠で、投資家にとっては選択肢が増えてきていると考えています。

これまで投資経験のない方が投資に興味を持ち始めている一方で、リスクに対して必要以上に敏感になっているのも事実です。

世間話で投資の話になったり、おすすめの投資先を紹介したりすると必ず聞かれることがあります。

「それって本当に増えるの?」

こんな聞かれ方をされると正直戸惑ってしまいます。

多くの方は、投資におけるリスクをどのように捉えているのでしょうか。

投資にリスクは付きものです。リスクのない投資など存在しません。

もし、あなたが「ノーリスク」の商品を勧められたら、それは違法です。

そこだけは、しっかり線を引けるようにして下さい。

あなたはリスクとリターンをどう捉えていますか?

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投資におけるリスクとはどのような性質のものでしょうか。

リスクと聞くと「投資したお金が無くなってしまう」と恐怖に感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。

投資の世界では、リスクは「振れ幅」と定義されています。「振れ幅」とは、言い換えると「プラスマイナス」のことです。

例えば、利回り5%の投資先のリスクは5%だと捉えることができます。つまり、プラスマイナス5%まではブレますし、許容範囲として捉えるようにしましょう。

  • ローリスク・ローリターン
  • ミドルリスク・ミドルリターン
  • ハイリスク・ハイリターン

全てが表裏一体だということです。これも見る視点によって「可能性のあるもの」だったり「怖いもの」だったりするのです。

あなたは投資をどのように捉えていますか?

等価交換

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アラサー世代からちょっと上の世代までの人には懐かしい「鋼の錬金術師」という漫画があります。

最近では、映画化されたようで、なんだか懐かしくも嬉しい気持ちになりました。

あの話を知らない人からすると、主人公が何もないところから武器を作り出したりしているように見えるかもしれませんが、実はあれ「等価交換」という法則に従っての錬金術なんですね。

分かりやすく言うと、形を変えているだけで素材自体は変わっていないのです。つまり、鉄から金を作ったりしているわけではなく、鉄を鉄製の武器に作り変えているだけなんです。(一瞬でそれができるところがすごいのですが)

要は、0から1を生み出しているわけではないということです。

この考え方は、現実世界における『お金のやり取り』にも当てはまります。

物を買ってお金を払うのは、物の価値をもらうのに対してお金の価値を与える等価交換です。

私たちが仕事をしてお給料をもらうのは、労働という価値に対する賃金(お金の価値)という等価交換です。

これを投資に当てはめると、投資先に支払う元金+リスク(価値が下がるかもしれない可能性を知った上で出資する覚悟)に対して、それに見合うだけのお金(出資金額+リスク分上乗せ)を等価交換している。

このように置き換えることができるのではないでしょうか。そして、この考え方に基づけば「投資はリスクありきで始める」ということになります。

リスクがあるからリターンがある。自ら投資をした資産価値が下がる可能性があるということに耐えながらも大きな果実になるまで我慢できるかどうか。

リスクに耐えることができる人だけが大きなリターンを得ることができるのです。

投資は振り子の原理と似ている

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あなたは「振り子の原理」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、物事は振り子のように「向こうに振れば必ず同じ振り幅でこちらに帰ってくる」ということで、善行はいずれ自分に返ってくることの例えによく使われます。もちろん、その逆もありますが。。。

ただこれを別の視点で見ると、こちらから振らなければ振り子は返ってこないということになりませんか?

つまり、待っているだけで何もしなければ、何も起こらないということです。

それが投資にどう関係するのかと思われたかもしれません。

投資を始める一歩を踏み出すとことは、まさにこの振り子を振り出すことを意味します。それも、自分の方へ帰ってくる振り幅の方が大きくなるのが投資です。

こちらから行動を起こさない限り、決して向こうから振り始めてはくれないのです。

待っていてもお金が勝手に増えることは絶対にありません。それでも、お金の数字自体は減ることはありませんが。

予測できるリスクは怖くない?

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そうは言ってもやっぱり投資で負けるリスクが怖いですよね?だから今まで投資を始められなかったのではないでしょうか。

そのような方たちの話をよくよく聞いてみると、投資の「リスク」と、いわゆる「詐欺」を勘違いしている人も多いようです。

もちろん、投資詐欺が全くないわけではないです。

しかし、きちんと事業許可を取得して、健全に運用されている投資が多いからこそ、投資市場が成長しているのです。

投資と投資詐欺の違いを見極めるポイントとして次の項目をチェック下さい。

  • 元本保証を謡っているかどうか
  • うますぎる儲け話になっていないか
  • 金融庁の許可を得ているか

タダより高いものはないとよく言いますが、楽な儲け話ほど怖いものはありません。

利率がやたら高かったり(年間利回り10%を超えるものは慎重な判断が必要です)短期間で何十万、何百万と儲かるだったり、うますぎる話には要注意です。

それに対して、健全な投資のリスクというのは、例えば不動産投資だったら、災害等で建物が破損したり、経年劣化だったりで、出資時より価値が下がるリスクがあります。

でも、これらのリスクがあることは事前にわかりますよね?

そして、そのリスクへの対策を練ることができます。 

投資のリスクと詐欺との一番の違いは、自分でリスクを事前に理解し、対策が打てるかどうかです。これらは、自分自身の投資に対する学習深度である程度避けることができます。

対策ができれば、当然リスクを回避することができます。

まとめ

投資にはリスクがつきものです。

逆に言うと、一見リスクがなさそうな儲け話ほど怪しいものはないということです。

楽して稼ぐ方法なんて存在しません。

そんなものがあったら、それを紹介してきた人こそ、大金持ちで悠々と暮らしているはずですし、そんなオイシイ話は、そう簡単に人に教えません。

本当の投資のリスクというのは、事前にある程度予測することができ、その可能性も知った上で選択できるもの。

また、知識や経験で回避しやすくなるものです。

その知識や経験だって、自分自身が持っていなくても、FPやIFAなど、お金のプロに任せることだってできます。

リスクと利益は表裏一体であり、価値を得たければ、こちらもそれに見合う価値を差し出す。そしてその価値は振り子の原理で利益として返ってくる。

リスクを恐れていては何もできません。投資のリスクは自分でコントロールできるのです。

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この記事を書いた人

クラウリング運営会社 サイバーブリッジ株式会社 櫻井

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